デリーの病院事情2019@Rainbow Childrens Hospital


Ruiです!

次女が通う学校の同級生が、ある日突然名前が変わって唖然。昨日までアイシャだったのが、翌日からフミカになってた。

インドでは名前を変えるのは別に普通のことらしく、変えるのも大変じゃないんですって。びっくり。

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さて。その我が家の次女ですが、生まれつき病気を持っていて、きちんとフォローしてくれる医師を探すのがインドに来るにあたって最重要課題でもありました。

我が家の次女のように病気をもってる場合はもちろんですが、そうでなくても、インドで子どもが病気になったらどうすればいい?というのは多くの駐在ママさんたちが不安に思っていることかもしれません。

今回は、我が家の子がよく使う病院を中心に、インドの病院について少しご紹介したいと思います。

 

インドの病院事情

インドには大きく分けて公立病院と私立病院があり、両者の診察料には雲泥の差があるといいます。デリーでいうと、AIIMSが国立病院にあたり、インド人なら診察料は基本的に無料のようです。(ごめんなさい、AIIMSに行ったことがなく、実際のところはわかりません…)

私立病院は、MaxFortisPrimusなどの大病院チェーンや自宅で開業している先生など様々ですが、診察料はそれぞれの病院が勝手に決めるのでバラバラです。お金のある人が来ると見込んで、必要ない検査までさせて高額な請求をするということもままあるようなので注意が必要です。
あくまでも患者である自分が主導権を持って検査や処方を確認していく必要がありそうです。

次女の学校のリハビリの先生は、一人息子を出産する際に必要ないのに帝王切開をススメられ、それはおそらく病院がお金を稼ぎたいからだと言っていました。なんていうか、日本人的には信じられないですよね・・・・

個人開業の病院もたくさんあり、ちょっとした受診のときには近所の個人開業のクリニックは便利そうです。ただ、大きな病院で勤務しているドクターが夕方以降や土日のみに個人クリニックをオープンしている場合もあるので開業時間は要注意です。

 

診察の流れ(日本との違い)

私が次女のために普段使っている病院は、サケットのMadhukar Rainbow Children’s Hospitalという、ハイデラバードに本部があるこども病院。なんと実は長男が昨年虫垂炎で入院したこともあります。受診にあたって、日本と大きく違うと感じたのは以下の2点でした。

1.お金は事前に支払う

受付したらまず診察の支払いをして、はじめて診察が受けられます。長男の虫垂炎発症時は、割と緊急事態だったにもかかわらず、診察後、手術の前にまず案内されたのは、経理部でした。あらゆる検査も、かならず事前に支払いをして、その領収書を持って検査室に行く必要があります。インドの国民性も反映されているのか…医療サービス受け逃げ防止ということなのかもしれません。文字通り、金の切れ目が命の切れ目・・・

2.カルテは自分持ち

受診してドクターがぐちゃぐちゃっとかきこんだ落書きのようなカルテは、ファイルごと自分で持ち帰り、次回受診するときに持っていきます。コンサルの内容もきちんと自分でフォローアップしておかないと、次回受診時にはドクターはすっかり内容を忘れていることもしばしば。日本のように医療者側が全て把握して指示してくれるわけではなく、インドでは患者がきちんと主導権を持って医療行為をマネージしていく必要があります。診察カードのようなものは特になく、このカルテに患者IDが記載されているので、私はいつもカルテを持っていって受付をしています。

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ただし、長女が耳にビーズ入れたとか、学校向けの健康診断書を書いてもらうとか、ちょっとした用事のために近所の開業医を受診した際は、日本と同じように受付をしたら問診票を書き、診察室に呼ばれて最後に支払い、という流れでした。

病院によって流れは違うかもしれませんので、あくまでも参考にして、それぞれの病院で確認しながら受診してください。

 

Rainbow Children’s Hospital(レインボー・チルドレンズ・ホスピタル)@Saketの紹介

次女の病院に選んだRainbow Children’s Hospitalについて、もう少し詳しくご紹介してみます。

まず、この病院を選んだ一番の理由は、小児の専門医が揃っているということ。

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子ども病院という名前ですが、子どもと周産期の女性を主対象とした病院で、小児の各専門家(小児外科、小児内分泌科、小児胃腸科、小児神経科、小児腎臓内科、小児整形外科など…)の他に、産科・婦人科のドクターも勢揃い。

それから清潔なきちんとした施設であることも、この病院を選ぶ大きな理由になりました。次女は普段車椅子で移動する必要があるのですが、インド人ママさんに勧めてもらった有名小児専門医のクリニックは、写真で見るとほとんど掘っ建て小屋のような建物で、いくら腕の立つ先生でも次女が通うには難しいな、という印象でしたが、この病院なら車椅子でも問題ありません。

ただ、オムツ替え&授乳スペースはあるにはあるのですが、車椅子で入るとなるとやや手狭な印象です。あるだけ良いけどね…

長男が入院した際に病棟にもしばらくお世話になりましたが、病室もきれいで付添者もしっかり休めるスペースがありました。ちなみに入院中の食事は好みでオーダーできる上、付添の分もしっかり出してくれます。(日本の病院とは大違い…ううっ)しかも美味しい。お茶の時間もあって、チャイ(またはコーヒー)とビスケットが嬉しかった。

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病室のベッド(写真右)と付添用のソファ(写真左)

総じて居心地はいいのですが、入院中に主張したいことは何度でも声を大にして言わないと伝わりません。聞きたいことやお願いしたいこと、異変があったときはためらわずに図々しいオバサン化してガンガン物言いましょう。

 

病院内には、1階にちょっとしたカフェと遊び場があり、最近は子供用品の売店もできました。

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コーヒーや軽食が食べられる…けど、コーヒーマシンが壊れたときは2ヶ月くらいコーヒーがオーダーできなかった。涙 頑張れ!

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売店は、子どもが喜びそうなちょっとした玩具やベビーケアグッズ、そして搾乳機まで、幅広い品ぞろえ。(買ったことはない)

エントランスのすぐ脇には院内薬局もあり、だいたいの普通の薬ならここで手に入れられそうです。もちろん医師の処方箋(という名の落書きのようなカルテ)が必要ですが、必要日数や必要量は自分できちんと申告しないといけません。日本のようにドクター任せにはできないので、自分でしっかり理解して買うようにしましょう。1度書いてもらった処方箋は何度でも使えますので、同じ種類の薬が欲しい場合は、何度も受診する必要はなく、処方箋を見せればOK。

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・・・が、我が家の長女が必要な薬は少し特殊なせいか、残念ながらここで必要な薬が揃った試しがありません・・・薬局のお兄さんが、入荷したら連絡をくれると言っていつも連絡先と必要な薬の名前をメモしていくんだけど、連絡が来た試しがなくて、私的には若干あきらめモードです。

ちょっと話が逸れますが、デリーで最も薬の品揃えが良いのはサケットのMax hospitalの向かいにある薬局街だといろんなところで言われました。インドにきて最初に次女に必要な薬を手に入れようと、近所の薬局から始まって大病院の院内外薬局や、AIIMSの門前薬局など、デリー中を探し回り、結果的に全ての薬があったのがMax の門前薬局でした。あとは、コンノートプレイスのNath brothersやロディコロニーのYamuna Chemistなど、品揃えの良い薬局がピンポイントでポツポツとあるようですが、薬についてはまたいつか別記事を書こうと思います。

 

4階には食堂もあり、安い値段でインドランチや軽食が食べられます。

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写真はパオバジ。正確な値段は忘れちゃったけど100ルピー前後だったような。ボリュームたっぷりでお腹いっぱい。あとちゃんと辛い。

検査などで長い時間滞在しなければならないときも安心ですね。インド料理中心なので、辛いものが苦手な子には、持ち込んだごはんをここであげても問題なし。手を洗う場所もちゃんとあり、病院のスタッフも持参したお弁当をここで広げて食べています。

予約は初回は電話で予約をしましたが、その後はアプリやFacebookからも予約が可能なのでノンネイティブにはありがたい。ただし先生や曜日によっては電話予約が必要な場合もありますので要注意。

 

まとめ:インドの病院を受診する心構え

1.ニーズに応じて病院を使い分けよう

最初に少し触れましたが、私立病院の医療費は、それぞれの病院が適当に勝手に決めます。なので診察料も病院によってバラバラだし、同じ検査をしても病院によって違ったりします。

Rainbow Children’s Hospitalでのドクター診察料は1回1400ルピーで、栄養士さんの相談料は毎回800ルピーです。MaxやFortisなどの診察料に比べるとやや高めらしいですが、同じ病院内でも先生によって診察料が違ったりします。

長女が耳にビーズを入れてしまって、近所の開業医で見てもらったときは、初診料+診察料+施術料で、8000ルピー程度でした。高い…!2度とビーズは耳に入れないでもらいたい、娘よ・・・。

場所、緊急度、時間帯などで、どんな病院を選択するのがよいか、医療費とも相談しながら選択しましょう。

2.きちんと自分の治療や薬を理解し、主導権を握ろう

インドでは大きな病院でも利益を上げるために不必要な検査や処置を勧めてくることが横行しています。本当にその検査が必要なのかどうか、できる限りきちんと調べたり質問したりして、不利益を被らないように注意しましょう。

薬の処方も、ドクター任せではなく、自分で責任を持って必要な分量や日数を購入できるよう、疑問がある場合はどんどんドクターに質問してから処方箋をもらいましょう。

 

Rainbow Children’s Hospital

Address : Geetanjali FC-29 5 Near Malviya Nagar Metro Station, Block A, Shivalik Colony, Malviya Nagar, New Delhi, Delhi 110017
Tel : 084487 99504
Open : 24 時間

MAX SUPER SPECIALITY HOSPITAL

Address : 1 & 2, Press Enclave Marg Saket District Centre, Saket Institutional Area, Saket, New Delhi, Delhi 110017
Tel : 011 2651 5050
Open : 24時間

Fortis Flt. Lt. Rajan Dhall Hospital, Vasant Kunj

Address: Aruna Asaf Ali Marg, Pocket 1, Sector B, Vasant Kunj, New Delhi, Delhi 110070
Tel : 011 4277 6222
Open : 24時間

*Fortisはデリーだけでもいくつも病院展開があるようですので、詳しくはサイトをご覧ください。

Primus Super Speciality Hospital

Address : 2, Chandragupta Marg, Chanakyapuri, New Delhi, Delhi 110021
Tel : 011 6620 6630
Open : 24 時間


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