ヒンディー語でインドライフを更に楽しく!vol.1


Ruiです。今回はなんと!フードネタではありませーん。イエーイ。

私が食べ物の他に唯一興味があるといえるもの、それは言葉や文章。文章は読むのも書くのも好きだし、言葉を覚えることにも大変興味がある。私が住むここデリーでは、インド人のほとんどがヒンディー語を使います。大先輩マダムいわく、ヒンディー語をしゃべれるようになるとインド人は本音をしゃべってくれるようになるよ、とのこと。

と、いうことは、裏を返せば、ヒンディー語を喋れるようになれなければ、本当の意味でのインド人の友達はできないということ??それは大変、一大事。本気で勉強しないと!

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ちょうどいいタイミングで日本から友人が遊びにくるというので、日本語のヒンディー語教本をゲット。今は写真の3冊を普段勉強に使っています。ただし、左端のヒンディー語辞典は、母音記号含め結構間違いがあるので要注意…

よーしやるぞーと思っていたところに、「Ruiさん、一緒にヒンディー語勉強しない?」というグッドタイミングなお話が。といっても、お友達の日本語ペラペラなインド人マダムに、ボランタリーに教えてもらうというゆるーい形態。もちろん自分でも勉強し始めてたんだけど、やっぱり発音やニュアンスを含め、生きた言語を学ぶためには生きたヒンディー語話者に教えてもらえるにこしたことはない。しかも日本語で説明してもらえるなんて絶好のチャンス!

というわけで、その神のような申し出をしてくださったラチタさんというインド人マダムの許可を得て、ここでヒンディー語レッスンをシェアしていくことにします!やっほーい。ヒンディー語を喋ってリアルなインド人のお友達を作りたい日本人の皆さん、乞うご期待。

ヒンディー語を監修してくれるラチタさんのご紹介

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ウッタル・プラデーシュ州出身のデリー在住インド人マダム。日本語を勉強していたことがきっかけで日本人の旦那様と出会い、ご結婚。ご結婚後はバラナシでの生活を経て、現在はニューデリーにお住まい。日本には一度も住んだことがないとおっしゃるけれど、めちゃめちゃ日本語上手。そしてお付き合いさせていただいている印象では、すごく日本人的な感覚の持ち主。細身でおしゃれさん。

 

ヒンディー語クラス第一回目は「挨拶と自己紹介」

ということで、初回の今回は、ベタだけど、簡単な挨拶と、簡単な自己紹介を勉強します。

本当の事を言うと、まずヒンディ語の文字を勉強しないと正しい発音を表現するのは難しいのですが、とりあえず簡単にカタカナにしておきます。文字も少しずつ勉強していきましょう。

 

「こんにちは」

  नमस्ते ナマステ

「私の名前はRuiです」

  मेरा नाम रुई है メラ ナム ルイ へ

「お会いできて嬉しいです」

  मुझे आपसे मिलकर खुशी हुई アープ セー ミルカル クシィ フィ

「私も(お会いできて嬉しい)です」

  मुझे भी (मुझे आपसे मिलकर खुशी हुई)ムジェ ビー (アープ セー ミルカル クシィ フィ)

「元気ですか?」

  आप कैसे हैं アープ カセー ヘーン? ※相手が女性の場合は、 アープ カスィー ヘーン? となる

 「元気です」

  ठीक हूं ティーク フン

 

ラチタさんのヒンディー語豆知識

1. ナマステ

「ナマステ」は、もちろん「こんにちは」という意味もあるけれど、実はいろいろな場面で挨拶として使われる。「やあ」「さよなら」「じゃあね」などの簡単な挨拶には全部「ナマステ」が使える、いわば万能な挨拶の言葉。ナマステの他に「ナマスカール」というのも使われることがあるけれど、「ナマステ」に比べるとやや形式的で、大人の男性が使う分には違和感がないらしいけれど、たとえば子供が「ナマスカール」というと、ちょっとかっこつけているようで変な感じがするとのこと。「ナマステ」を使っておけば間違いないらしい。

「ナマステ」はそもそもサンスクリット語の「Namah」と「Te」から来ている言葉だそう。「Namah」は、あえていえばnot me というような、相手を尊敬する意味合いのある複雑な祈りのことばで、「Te」はyouを表す言葉だそう。2つ合わせて、自分ではなく、相手を敬う意味合いを込められた言葉だそう。へぇ〜。

2. メラとアプナの違い

「メラ」は「私の」、「ナム」は「名前」、という意味で、メラナムで、私の名前、となるわけだけれど、ここで疑問が浮かんだ。アプナ、ってメラと何が違うの?アプナもよく使うよね?と聞いてみたところ、 「メラ」は「私の」(my)アプナは「自分の」(own)に当たる言葉だそう。

ただ、後に続く名詞が男性名詞か女性名詞か、単数か複数かによって変化するので、まずはフレーズで覚えておくのが良いとのこと。

詳しく知りたい人のために

 メラ + 単数男性名詞

 メレ + 複数男性名詞・または男女名詞混合

 メリ + 女性名詞(単数も複数も)

だそうですよ!この語尾の変化には規則性がありそうだぞ〜ふふふ。

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今日の文字「11の母音」を覚えましょう

अ ア
आ   アー
इ イ
ई イー
उ ウ
ऊ ウー
ए エー
ऐ アエ
ओ オー
औ アォ
अं アン

デブナグリ(DEVNAGRI)文字と呼ばれるヒンディー語の文字表のならびを眺めていると、日本語のアイウエオによく似ているような気がしてきます。それもそのはず、日本語のアイウエオも、サンスクリット語から来ているそうですよ。納得。

そして、これらの母音には母音記号というのがついていて、次回以降勉強していく子音を覚えたら、子音に母音記号をつけていけばいいわけです。

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母音と母音記号と、子音を理解してしまえば、ヒンディー語が読めちゃうわけですね。すばらしい。簡単。みんな、勉強する気になった?

ではまたーナマステ。

 

 

 

 


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